あるカラオケボックスでの一コマ
スタッフ:「いらしゃいませ(男)本日は何名様でしょうか?」
客:「見ての通り一人よ(60代女性)」
スタッフ:「ではこちらの受付票にお名前と電話番号の記入をお願いいたします。」
客:「何で書かないといけないの?」
スタッフ:「忘れ物等の確認のため決まりとなっております。」
客:「あっそう、じゃ書くけど私さこの辺ではちょっと有名だから。」
スタッフ:・・・・・・・・・・「料金なんですが室料が一時間で500円となっておりますが
本日何時間ほどご利用になりますか?」
客:「その前にちょっと聞いて、私はね昔はいい会社に勤めていたんだけどさ
30歳で辞めてそれからは結構苦労したんだけど、まっそれはいいとして、でっなんだっけ?」
スタッフ:・・・・・・・・・・「今日は何時間ぐらいのご利用で?」
客:「じゃとりあえず一時間でいいわ」
スタッフ:「ご注文はインターホンでお願いいたします、ではご案内いたします。」
客:「私、この辺では有名だから覚えといてよ」
(このあと普通にウーロン茶の注文を受け何事もなかったのですが15分ほど後のこと・・・・・・)
客:(インターホンで)「オニオンリング一つ持ち帰りで作って」
スッタフ:「はい分かりました、今、作ってよろしいですか?」
客:「いいよ」
スタッフ:(ノックをして)「オニオンリングお持ちしました。」
客:「ありがとう、ここに置いといて。」
客:「ちょっと待って、何で袋に入っているの?」
スタッフ:「持ち帰りのご注文と伺っておりますが?」
客:「私そんなこといったかな?」
スッタフ:「はい確かに持ち帰りということで?」
客:「あっそう、じゃ私が悪いのね?」
スタッフ:「いいえそういうことではないんですが、では器に入れてきましょうか?」
客「もういいよそのままで!!」
スタッフ:「では失礼いたします」
客:「でもね覚えていてよ、私はこの辺では有名で昔はいい仕事していたけど
30でやめてからは苦労したけど、怖い人もいっぱい知っているからね!!」
スタッフ:・・・・・・・・・
(5分後インターホンがかかってきて)
スタッフ:「はいフロントです。」
客:「ちょっと来てもらえる}
スタッフ:「何か御用ですか?」
客:「いいから早く来い!!」
スタッフ:「失礼いたします、お呼びですか?」
客:「さっきもらったオニオンリング床に落としたから、サービスでもう一回作って来て!!」
(床にはオニオンリングが散乱しており、足元をみるとオニオンリングを踏み潰している)
スタッフ:(心の声)「始まった・・・・・・・・・」
つづく